このコメントの入力、今でも日本語で書くことは少なくないのですが、意識高い系PGアピールのため英語で書く頻度も上がってきています。
プログラマが短いコメントを書くとき、動詞から記述して主語をお察しください的に省略することがままあるではないかと思います。オブジェクト指向言語全般の、メソッドが動詞から始まる習慣とも一致するのでなおさらです。
中学英語で教わった主語を文の最初に置くなどどうでも良く動詞ファーストです。
動詞ファーストなので暗黙の主語は盲目的に三人称単数現在形です(私のばあいですが)。
そうなると動詞には、中学英語で教わった三単現の 's' が必要ということになります。
これにならって普段動詞でコメントを書き始めるとき、私は三単現のsをつけるようにしています。
ですが先日、コメント文中に動詞が複数回登場することがあって、いずれの主語も省略して三単現のsを連発してみたところ、見た目にしつこく感じることがありました。クリス松村氏を初めてみたときの感覚に似ています。
英語圏のプログラマが書いたコードのコメントを見ても、三単現のsが付いていたり付いていなかったり、そもそもメソッド名にsetだgetだcreateだと三単現のsなんて目にしたことも付けたこともないわけで、
「三単現のsって盲腸みたいなものかい?」
ティーチャーGに聞いてみました。
「三単現 s 」と入力をしたところ「廃止」のサジェスチョンがありこれはと思いクリックしました。
以下の検索結果が目に飛び込んできたため、米国でも三単現のsの存在が疑問視されているのかと記事を読みはじめました。
三単現の“s”20年めどに廃止 米・教育局
新聞社の記者の取材能力(想像力かもしれません)に驚きました。
最後に、今後コメントで動詞から書く際に三単現のsをつけるかどうかですが、気分で付けたりつけなかったりすることにします。
完
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