一般的には、あるいは、モダンにHTMLを構築してレスポンスを返すという点では、既にこのフレームワーク は充分に洗練された機能を持っていると思います。
それは、たとえば、JadeのHTMLコンバータだったり ejsのテンプレートエンジンだったりするわけです。 しかし、これらの機能を使いこなすには従来のHTMLに関するパラダイムシフトがある程度は必要なわけです 。
この部分の考え方は、モダンであると同時にシンプルでもあるし効率的でもあるとも思います。
ただ、このシフトがいまひとつピンと来ない人や、これらのテンプレートの表現になじめない人もいると思 います。
そこで、今回はHTMLを直接扱う方法の紹介です。
ちなみに、Jadeやejsとは何か? ということに少し説明を加えようと思います。
Jadeは、HTMLからタグを取り払いインデントの階層でドキュメントを表現し、その構造をJadeテンプレートに投入してHTMLに変換する機能です。
コードとしては以下のような雰囲気になります。
extends layout
block content
h1= title
p Welcome to #{title}
h3 BootStrap3 Sampler
ul
li: a(href="./bootstrap-nav") ボタン・サンプル
リクエストで受け取ったパラメータから title という文字列を取り出して画面に表示します。加えて上記の例では Bootstrap3 を装飾として使用しています。
ejsは、もっとHTMLそのものに近く直感的にわかりやすいと思います。それは、たとえば NetFrameworkの ASP.NET MVC で採用されているスキャフォールディングや、Ruby on RailsのViewの構造に近いとも言えます。
さて、本題に戻ります。
目標はHTMLの表現でViewを作り、そのままレスポンスとして返す方針の解決法です。
package.json に ejs のモジュールを追加します。
"ejs": "latest"
続いて
$ npm install
これで ejsモジュールがプロジェクトに追加されます。
app.js に以下を記述します。
app.engine('htm', require('ejs').renderFile);
app.engine('html', require('ejs').renderFile);
後は、個別に js ファイルにRESTを作成します。例えば下記のようにです。
router.get('/', function (req, res) {
res.render('index.html', { title: 'Express' });
});
ここで出現した index.html はHTMLのルールに基づいて作成したファイルです。
これで素のHTML構造を返すことが可能になります。
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